道具のはなし パタゴニア アセンジョニスト25L
こんばんは。
ブログを始めて数日。三つ目の記事は使用している道具のレビューを書いてみたいと思います。
とはいうものの持っている道具がいかんせん古いものばかり。現行品で販売されているものはほとんど持っていませんので、過去の遺物、よく言えば往年の名品をご紹介します。
正直、参考になる事はほとんど無いと思いますが、長く使ってきた印象を書きたいと思います。
そして、この道具紹介はシリーズ化したいと思っています。その第一弾は、山道具の中でも一番好きなバックパックをご紹介したいと思います。
私が主に日帰りで使用しているのが、パタゴニアのアセンジョニスト・パック25L
シンプルなアルパインザックです。わたくしアルパインクライミングなんて大それた事できませんが、ザックに関してはこういったシンプルな形が使いやすいと思っています。
そしてカッコイイ。
パタゴニアの本気ザックだけあって各メディアやブログなんかで良く見かけると思います。
このザックの一番の特徴は、雨蓋が無いこと。
一般的なザックは雨蓋を開いてドローコードを緩めて中身を取り出すが、こちらはワンタッチで開閉が可能。
スピードを要求される高度なクライミングにはピッタリの機能。そして一般的な登山に於いても便利な機能である。
このザック、見た目通りペラペラ脆弱な生地で、荷物が入っていないとよれよれの見た目になり心許ない。
しかし、相当タフな使い方をしない限り滅多なことでは破けない事は数年使って分かった。
ただし、背中側の生地が汗と擦れによって色落ちがすさまじいが。
使われている生地を見てみると、リップストップナイロンが使われている。仮に破けてしまっても補強された糸が破けた個所の広がりを抑えてくれるだろう。
そして、ペラペラなのは背中も一緒。申し訳程度に薄いクッションが、いやクッションとも言えなさそうな少し厚めの何か?が入っている。
もちろんぐにゃぐにゃ。なので、私はいつもクローズドセル素材の座布団を背中側に入れてパッキングしている。
残念ながら写真はないが、背中に座布団、一番下に防寒着その上にエマージェンシーキットやカッパやら水やらを適当に突っ込んでいる。
正直、私にとって25Lは日帰りには大きいのでだいたいいつもスカスカの見た目になってしまう。
まあ細かいことは気にしない。
そして、シンプルなこのザック、一つだけポケットがある。
マチの無いシンプルなポケット。何を入れるかいつも迷ってだいたい行動食のお菓子をちょっとだけ忍ばせている。
これ、マチが無いので荷物をたくさん詰め込むと使いにくくてたまらない。
まあ何事も、腹八分目。ザックの中身も八分目に抑えておけば問題ない。
ちなみにこの商品のこの容量はすでに廃番になっている。
現行品は30Lと40Lがある。実物は見ていないが、使われているナイロン素材も変わったとか?
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マウンテンイクイップメントからも似た形状、というか外っ面は全く同じ?ザックが出ています。
こちらは防水使用みたいですが、開閉方法のメリットが感じられなくなっていますね。
しかし気になる方いらっしゃいましたら
石井スポーツのサイトから見られるので確認してみてください。↓
2019/2/11 四阿山にいってきた話
三連休の最終日に長野県と群馬県の境にある四阿山に登ってきました。
雪山の初心者コースとして人気のある(百名山的には知名度の低い)山です。
初見では読み方すら分からず、これなんて読むの状態になりました汗。名前から察するに公園とかにある東屋が由来か?詳しいことはよく知らないけれど、まさに「あずまや」の屋根のようになだらかな山容。ゆるゆると標高を上げる山登りとなりました。
登山口のある「あずまや高原ホテル」に車を止めて歩き出します。
林間のなだらかで歩きやすい道です。入山者も多いため、雪が降った後でも踏み固められて歩きやすいです。
20分ほど歩くと周囲が開けて、まるでゲレンデのようなオープンバーン。遠くにこれから目指す山頂が見えますが、天気はどんよりしています。
そしてだだっ広い場所なので踏み後もあちこちに散見しているため、先ほどと打って変わって踏み抜きやすくなっています。
ちなみにここまでアイゼン装着なし。多少滑りますが、傾斜も無いので足枷のようなアイゼンをつける必要もありませんでした。
オープンバーンの道をだらだら登っていくと徐々に傾斜がついてきます。
周囲を見渡すと菅平のスキー場や根子岳の姿が。この根子岳、滑るに良さそうな雰囲気でした。帰って調べてみるとやはり山スキーが盛んなようでした。
広い尾根を登って高度を稼ぎます。
7合目辺りまで行ってで持ってきたお弁当とカップヌードルでお昼にします。
風はそんなに吹いていませんが、やはり標高が高いだけあって寒いです。ここまで何人かすれ違い抜かし抜かされ、三連休だけあってそれなりに人が多いです。
9合目辺り最後の登りです。
ここまで来ると雲に覆われ周りは何も見えません。そして寒い。
ちなみにここまで相方はアイゼン、私はスノーシューで登っています。傾斜がなだらかで、降雪後で踏み抜く場所もあったのでスノーシューのほうが有利だったと思います。
山頂到着。周囲は何も見えません。長居は無用と写真を少し撮ってすぐに下山を開始しました。
雪山の醍醐味は下山にあると考えています。夏山では億劫になりがちな道も雪山ではすいすいサクサク降りられる場面がたくさんあるからです。
もちろんその日の雪質次第ではありますが、幸い四阿山は前述の通りなだらかな山容に加えて雪も柔らかく滑落の危険性はほぼ皆無にあります。
そこで下山時はスノーシューを脱ぎ去りグリセードでスイスイ下山できました。
所要時間は登りの半分!とっても楽しかったです!
はじめて登った四阿山。天気はあいにくのと言った具合でしたが、雪もそこそこ多く、手軽に雪山を楽しめる、初心者にやさしい山でした。
次回は天気のいい時に訪れたいと思います。
コースタイム
登り:登山口(あずまや高原ホテル)→四阿山山頂 3時間
下り:四阿山山頂→登山口(あずまや高原ホテル) 1時間半
使用した道具たち
ザック:パタゴニア スノードリフター30L
スノーシュー:MSR ライトニングアッセント
ブーツ:ハンワグ:クラックGTX
ポール:ブラックダイヤモンド ウィメンズトレイル
空っ風とニンジン
こんにちは。はじめまして
ブログを開設した今日、練習がてら記事を書いてみようと思います。
と言っても特にネタは無いので、今年に入って登った山を備忘録として書いておきます。
1/1 北横岳
北横岳は想像以上に寒かったけど、天気が良くて大満足でした。
1/4 筑波山
正月休みだけあって人が多い。
低い山だけど意外と登りごたえがある山でした。
1/14 古賀志山
人生二度目の山。この辺りのエリアは低山だけど、ゴツゴツした山が多くて良い。
1/19 赤城山
この時期でも積雪はかなり少なめ。そして風強い。でも眺めが良くて気分爽快。
2/3 雲竜渓谷
かなり気温が上がった日に行ったので、雪解けから来る落石があったり氷瀑の崩壊があったり地味にデンジャラスだった。